2019年是日本改元之年,安倍内阁的施政与境况折射出平成30年历史延长线上国内外形势的大背景。安倍“超长期执政”的目标得以实现,但施政成本上升,政策目标实现度偏低,修宪梦想实际破灭。外部环境恶化对日本经济构成强大下行压力,加之增税助推效应,经济收缩趋势明显,增长动力不足成为困扰日本的长期难题。2019年,日本对外战略闪转腾挪,力推数字治理概念,主导规则制定方向,深入介入中东,彰显国际影响,力争在世界大变局中获取有利站位。安全战略持续转型,落实“18防卫大纲”,强化自主力量建设,融合外交、安全与经济合作,投身大国多边博弈。但除对华关系外,日本周边关系普遍陷入僵局,“战后外交总决算”挫败。2019年,中日关系持续改善,确立起“新时代”目标方向,对话机制全面恢复,贸易投资稳步增长。同时,矛盾分歧依然突出,东海争端无明显降温之势,日本西南军事部署稳步推进,对华“复合平衡”动作增多。面向未来,谋求增强中日关系的战略稳定性、确定性,应是构建“新时代中日关系”的题中应有之义,强化经济纽带、拓展合作领域、持续增进双方共同利益是基本路径,保持对话磋商、落实“妥善处理敏感问题,建设性管控矛盾分歧”是重要保障。
2019年は日本の改元の年であり、安倍内閣の施政と状況は、平成時代30年の歴史の延長線上にある国内外情勢というマクロ環境を映し出している。安倍首相の「超長期政権」という目標は実現したが、施政のコストは上昇し、政策目標の達成度は低く、改憲の夢は事実上ついえた。外部環境の悪化が日本経済に強い下振れ圧力をかけており、成長に向けた内外の原動力不足が、日本を悩ませる長期課題になっている。2019年の日本の対外戦略はめまぐるしく変わった。デジタルガバナンスの概念を強力に推し進め、ルール制定の方向性をリードし、中東に深く介入して国際的影響力を示し、大きく変わる世界情勢の中で有利な地位を勝ち取ろうとしてきた。安全戦略も変わり続け、新たな「防衛計画の大綱」を実施し、自主防衛力建設を強化し、外交·安全·経済協力を融合させ、大国の多国間競争に身を投じた。しかし、対中国関係を除くと、日本の周辺諸国との関係はいずれも膠着状態となり、「戦後外交の総決算」は失敗に終わった。2019年に中日関係は改善を続け、「新時代」の目標の方向性が定まり、対話メカニズムが全面的に回復し、貿易投資が安定的に増加した。それと同時に、矛盾や食い違いもやはり顕著で、東海での争いは落ち着きを見せておらず、日本の南西部への軍事配備が着実に進められ、中国に対して「複合的なバランス」のアクションが増えた。今後に向けて、中日関係の戦略的安定性と確実性の強化を求めることが、「新時代の中日関係」構築の本来の主旨である。経済的結びつきを強化し、協力分野を開拓し、双方共通の利益を増大し続けることが基本路線であり、対話と意見交換を続け、「敏感な問題を適切に処理し、矛盾と食い違いを建設的に管理する」ことの徹底が、重要な保障となる。