本报告主要是以2019年为基点，回顾中日经济关系的发展并对其今后的走向进行简要的展望，包括三部分内容。一是对2019年中日经济关系进行概要性总结，包括双边贸易、投资和国际经济合作等三个方面。统计数据表明，在过去一年里，两国经济关系走向有些偏弱化，但还是保持了稳定的发展态势。二是分析影响中日经济关系的主要因素：两国关系的积极发展对深化经济合作带来的巨大推动力，贸易保护主义和美国发动的中美贸易摩擦产生的消极影响，亚洲区域经济合作的积极态势创造的良好外部环境。三是对今后中日经济关系发展进行简要的展望。2020年中日经济关系发展存在积极的因素，也面临一定的困难，如新冠肺炎疫情就是一个重要的不确定因素。

本論は、2019年を出発点とし、中日経済関係の発展を振り返り、今後の方向性を展望するものである。主として3つの部分に分けられる。第1に、二国間貿易、投資、国際経済協力という3つの面から、2019年の中日経済関係を概括する。統計データによれば、2019年に両国の経済関係はやや弱まったが、依然として安定した発展傾向を維持している。第2に、中日経済関係に影響を与える主な要因を分析した。両国関係の積極的な発展が経済協力の深化にもたらす推進力、貿易保護主義とアメリカが発動した中米貿易戦争によるマイナス影響、アジア地域経済協力の順調な展開によって生まれる良好な外部環境である。第3に、今後の中日経済関係について概観した。2020年、中日経済関係の発展にはプラス要因もあるが、一定のチャレンジにも直面する。年初に中国で発生した新型コロナウイルスの感染は、1つの重要な不確定要素である。