2016年，中日关系两面性并存，总体有所稳定但博弈不减并竞争外溢，仍处爬坡过坎、不进则退态势。两国的矛盾与对抗集中在新老“两海”问题，紧张激烈、持续广泛分别是其特征与影响。同时，安全困境难缓，外交博弈趋烈，且双边行为呈现外溢、泛化趋向。新时代内外形势下，中日关系具有复合相互依赖特性，两国仍需维持高层交流，发展经贸往来，视情况管控争端并缓和对立，双方关系历经数年磨合后已显一定的减震、企稳与谋缓指向。这种两面特性中的复合状态将成为今后一段时间两国关系的新型常态，对此中日两国应增加合作与互信，积极引导，构建互利共赢的新型国家关系。

2016年の中日関係には二面性が共存している。全体的に見れば安定化に向かっているが、駆け引きや競争が相変わらず激しくて、まるで坂道を登るようで気緩みのできない状態である。両国の対抗は南海と東海問題に集中して激しく繰り広げられている。安全保障環境の厳しさが改善されなくて、中日国交は著しく悪化している。しかし、新時代の内外情勢のもと、中日関係には複合的な相互依存という特性がある故、中日両国政府はハイレベルの交流を維持し、経済貿易関係を発展させて、二国間関係における危険因子の管理と制御を行う必要がある。中日関係は数年のすり合わせを経てすでに安定化に向かいつつあると見られる。こういった二面性の中の複合状態は、今後しばらくの間、両国関係の新常態となろう。これに対応して、中日両国は協力と相互信頼を増やし、積極的に働きかけて、互恵ウインウインの新型国家間関係の構築に取り組むべきである。