2017年,日本银行继续坚持2%的通胀目标,维持超宽松货币政策。在大规模宽松政策的作用下,日本经济已不处于通缩状态,但这并不意味着日本彻底摆脱了长期通缩困境。在负利率及长短期利率操作下,各期限收益率曲线均处于超低水平,以利差收益为核心的金融机构盈利水平降低,地方金融机构经营形势严峻,金融体系潜在风险加大。今后,日本政策当局将更加关注金融体系潜在脆弱性,金融机构将更加注重结构性调整,提高盈利水平和竞争力。
2017年、日本銀行は2%インフレ目標を目指し、強力な超緩和的金融政策を維持していた。その成果として、日本経済はもはやデフレではない状況となっているが、デフレ脱却を宣言するほどではない。一方、マイナス金利と長短期金利コントロールにより、各期間のイールドカーブは極めて低い水準で推移している。預貸金利鞘の縮小により、金融機関のコア業務純益が減少している。特に地方金融機関が一層厳しい状況が続いており、金融システムの潜在的リスクが高めている。今後、日本政策当局は金融システムの潜在的脆弱性をより重視し、それと同時に、金融機関は構造改革を進み、収益力と競争力を上げていくであろう。