受自身政治大国的战略诉求以及亚太经济与政治的重要性日益提升等因素综合影响,日本的亚太经济合作战略在2017年重点表现在两大维度上,即引领不含美国的TPP谈判进程和对美经济合作。特朗普政府的“经济单边主义”成为制约并影响日本亚太经济合作战略展开的主要因素,但美国退出TPP也为日本引领亚太经济合作提供了一定的政治空间。日本尽管对美国贸易保护主义政策相当不满,但在处理日美贸易摩擦问题上依然保持克制和隐忍的态度,并积极推动与美经济政策协调、能源领域战略性合作等。未来,日本对美经济合作存在“贸易问题”和“路线问题”两大隐忧,这也将在一定程度上制约其亚太经济合作战略的实施与延伸。
自らの政治大国の戦略要請のほか、アジア太平洋地域の経済と政治の重要性が高まっているなどの総合的な影響を受けて、日本のアジア太平洋地域における経済協力戦略は2017年には、アメリカ抜きのTPP交渉のプロセスを導き、対米経済協力を促進する、という二つの次元に協調した。トランプ政権の「経済的一方主義」の影響を受け、日本のアジア太平洋地域における経済協力戦略は制約されていた。しかしながら、アメリカがTPPから退出したことで、日本がアジア太平洋地域における経済協力をリードする政治空間は一層拡大された。また、アメリカの貿易保護主義政策にはかなり不満を持っているにもかかわらず、日米貿易摩擦問題の処理に対し、日本は依然として克制や隠忍した態度を保っており、そして、対米経済政策の協調やエネルギー分野での戦略的協力など、積極的に推進していた。将来、日本は対米経済協力において「貿易問題」と「路線問題」との二つの大きな懸念が存在する。これは、一定の程度で日本のアジア太平洋地域における経済協力戦略の実施と拡充に制約を与える。