日本政府视其主导的“非洲发展国际会议”(TICAD)为重要外交名片。作为促进非洲发展的全球性机制,在促进非洲领导人和发展伙伴之间进行高层政策对话以及为非洲发展寻求支持等方面,TICAD发挥了积极作用。第七届非洲发展国际会议通过了《横滨宣言2019》以及《横滨行动计划2019》,为未来三年乃至更长时间日本对非洲政策定下基调。为配合美国的战略调整,在“自由开放的印度洋-太平洋构想”框架下致力于推进成为政治大国的目标,日本政府根据国际变局和国内政治经济形势,对对非政策做出重大调整,实现由政府主导向官民并举、由单边经济援助向战略性合作的转变,显示了其扬长避短、巩固日本在非洲的利益、迎合美国战略调整并牵制中国影响力的意图。日本对非政策的调整具有视中国为主要竞争对手的背景因素,对中国处理对非洲外交提出新课题。
日本政府は自身が主導する「アフリカ開発会議」(TICAD)を重要な外交の名刺と考えている。TICADはアフリカの発展を促進するグローバルなメカニズムとして、アフリカの指導者とそのパートナーの間でのハイレベルな政策対話を促進し、アフリカの発展に対する支持を求めるなどの面で、積極的な役割を果たしている。第7回アフリカ開発会議(TICAD7)は、「横浜宣言2019」と「横浜行動計画2019」を採択し、今後三年の、またさらに長期的な日本のアフリカ政策の基調を確立した。米国は戦略を調整し、インド太平洋戦略(構想)の枠組みの中で政治大国になるとの目標を目指しているが、日本政府はそれに協力して、国際的な情勢の変化と国内の政治経済情勢に基づき、対アフリカ政策を大幅に調整し、政府主導から官民協力へ、一方的経済援助から戦略的協力への転換を実現した。これは、長所を発揮し、短所を避けてアフリカでの日本の利益を確固たるものとし、米国の戦略に呼応し、中国の影響力をけん制するという意図を示している。日本の対アフリカ政策の調整には、中国を主な競争相手とみなす背景要素があり、中国の対アフリカ外交に新たな課題が提起された。